1924年に中部リンカンで生まれ、王立音楽大学とパリ音楽院で学んだ。バイオリニストとしても活躍し、1958年にアカデミー室内管弦楽団を創設した。
日本でもモーツァルトを描いた映画「アマデウス」の劇中曲の演奏で人気を博し、今年4月にも都内で来日公演を行った。
英国にはモーツァルト交響曲や協奏曲を名演する指揮者が多いと思っていましたが、コーリン・デイヴィスが去り、1昨年はクリストファー・ホグウッドが夭折、今回は中庸な指揮法で知られたネヴィル・マリナーが亡くなってしまいました。
我が家にも多数のCDが所蔵されていますが、白眉はアルフレッド・ブレンデルとの協演による「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集(フィリップス)」
「オーケストラとピアノがお互い寄り添いつつ主張する」とも評判もあるもので、「全集」としてベストに推す人も多いとされています。
内田光子とジェフリー・テートが協演するピアノ協奏曲もフィリップスから発売されていて魅力がありますが内田光子の感情移入が激しく、ネヴィル・マリナーとアルフレッド・ブレンデルとの協演している方が中庸を心得ている様で、私の好みに合うのです。
YouTubeにて、アルビノーニのアダージョがBGMになっている「ネヴィル・マリナーへの想い」とする動画が急遽アップロードされていますので、お聴きください!
Sir Neville Marriner in Memoriam (15.04.1924 - 02.10.2016)
コメントを追加